2020年4月26日、Heligate 本社で「報連相・日本人のチームワークマナー」というセミナーが行われました。「報連相」は、日経企業で従業員を必ず教育されるチームワーでの最も重要なマナーの中の一つです。本セミナーの講演者はCEOのLUONG TUAN GIANG氏です。このようなセミナーは弊社の従業員の皆さんに日本人のチームワークについてさらに理解してもらい、日経お客様と仕事する際、品質を向上できるようになる効果があります。
報連相(ホウレンソウ)とは、報告、連絡、相談のことを言います。仕事を円滑に進め、仕事力を高め、自己の成長を促す為のコミュニケーションスキルです。仕事を円滑に進めるためには、報連相によるコミュニケーションのスキルが欠かせません。報連相は、社会人としての基本中の基本のスキルなのです。
報告とは、仕事や業務を依頼された者が、その進捗や業務の結果を依頼者に対して知られることを言います。プロジェクトで同じチームになったメンバーや、業務の指示を受けた上司への報告は、自身の業務が完了したことやどのような結果になったのかを共有することを意味します。また、その報告が次の業務を調整する判断材料にもなるため、組織として仕事やプロジェクトを円滑に進めるための重要な役割を果たします。
連絡とは、自身が持っている情報を関係者に知らせることです。連絡で扱う情報は、事実ベースのものであり、連絡する際には自身の意見や見解とは区別する必要があります。適切な連絡は小さなミスなどの対処に役立つほか、大きな問題の発生を事前に予告することや、問題を防止するために重要な役割を担っています。このような重要な役割を担っているため、連絡の際にはその正確性が最重要ポイントとなります。連絡をしても、受け取った人との間で認識の違いがあった場合には、せっかくの連絡が無意味になるだけでなく、その不適切な連絡によって組織全体が混乱する可能性があります。
相談とは、なにか物事の判断を下す場合や、不明な点があって行き詰ってしまった場合に、意見やアドバイスを求めることを言います。自身ではどうしようもなくなったときには、相談することで悩む時間を短縮でき、生産性高く業務を進めることにもつながります。ただ、自身のなかで結果がある程度推測できている場合には、自身で判断を下してもよく、その場合は結果についての報告をしっかりと行えば問題ありません。つまり、なんでもかんでも相談すればいいということではなく、自分でできることは自分で判断し、連絡や報告を適切に取ることで周りとの連携を取りながら仕事を進めます。そして、自分ではどうにもできない案件に関しては相談を行います。
例えば、部下からの報告や連絡・相談による情報共有によって、上司が状況を把握し、次のステップへの指示出しが適切に行えることになります。一方、タイムリーな報告を怠ったことにより、トラブルやミスにつながる可能性もあります。
仕事を円滑に進めるためには、「報・連・相」のコミュニケーションによる、情報共有がとても重要になります。